🏭

レンタル方式について

ユーザーに対してレンタルを通してユーティリティを提供する場合
  • Wrapped
  • ERC4907
  • コントラクトウォレット
の3つのメソッドでレンタルを実装します。

Wrapped方式

貸出に出されるNFTをWrapした形でレンタルを行います。WrapしたNFTは、預け入れられたNFTとは別のコントラクトで発行されるため、各ユーティリティにWrapしたNFTのコントラクトウォレットを参照させる必要があります。

ERC4907方式

ERC-4907は、emojiDAO が提出し、正式に採用されたレンタル用の規格です。
ERC-4907は、OwnerOfとUserOfという二つのロールを定義しています。本来、ユーザーがNFTのユーティリティを使うとき、dapps側は、所有者であるOwnerOfというステータスを読みにいきます。
しかし、ERC-4907の場合、NFTのユーティリティを使うとき、dappsはUserのステータスを読みにいきます。つまり、保有者のOwner状態はレンタル中でも保たれます。これにより、オリジナルのNFTの保有者は、エアドロップの機会損失を防ぐことが可能です。

コントラクトウォレット(Coming soon…)

コントラクトウォレットは、借り手がオリジナルのNFTをそのまま借りることができる方法でありながら、技術対応も借り手に対する信用も必要としません。ウォレットを通してのレンタルですが、マルチシグで管理するため借り手が自由にNFTを移動させることはできません。