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レンタル方式について
ユーザーに対してレンタルを通してユーティリティを提供する場合
- Wrapped
- ERC4907
- コントラクトウォレット
の3つのメソッドでレンタルを実装します。
Wrapped方式
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/docs-rentafi/23e5fe54-7979-4c1a-bea6-96db6601282b/f1fde803311dc17cd1e7cd174b7ba9fe.png)
貸出に出されるNFTをWrapした形でレンタルを行います。WrapしたNFTは、預け入れられたNFTとは別のコントラクトで発行されるため、各ユーティリティにWrapしたNFTのコントラクトウォレットを参照させる必要があります。
ERC4907方式
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/docs-rentafi/3a87621f-2fde-4e5a-8a7c-74158e1fe979/02cfe7d2372df631dfefd5b8a43e86b6.png)
ERC-4907は、OwnerOfとUserOfという二つのロールを定義しています。本来、ユーザーがNFTのユーティリティを使うとき、dapps側は、所有者であるOwnerOfというステータスを読みにいきます。
しかし、ERC-4907の場合、NFTのユーティリティを使うとき、dappsはUserのステータスを読みにいきます。つまり、保有者のOwner状態はレンタル中でも保たれます。これにより、オリジナルのNFTの保有者は、エアドロップの機会損失を防ぐことが可能です。
コントラクトウォレット(Coming soon…)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/docs-rentafi/92448073-3898-4caf-a083-79a192fc88bc/aff656b7ef7cfe94d46395e4ec8b2786.png)
コントラクトウォレットは、借り手がオリジナルのNFTをそのまま借りることができる方法でありながら、技術対応も借り手に対する信用も必要としません。ウォレットを通してのレンタルですが、マルチシグで管理するため借り手が自由にNFTを移動させることはできません。